この記事では、綿棒浣腸をはじめとした赤ちゃんの便秘解消法について、助産師さんに教わったことをまとめています。
また、おなかの筋肉が少ないためうまく腹圧がかからずうんちが出にくい場合があります。
こういう時ありますよね。
我が家の赤ちゃんは便秘のときは、「綿棒浣腸」をしてあげれば、半日以内に便秘が解消できました。
家庭ですぐにできる方法ばかりなので一度お試しください。
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便秘かも?と思ったらチェックすること
チェックすること
- うんちが1週間出ていない
- 機嫌が悪い
- 食欲がない、飲んでもすぐに吐いてしまう
- おなかがパンパンに張っている
- 苦しそうにいきんでいる
- おならがいつもよりも臭い
- うんちが硬く血が混じっている
赤ちゃんの排便のリズムには個人差があります。
1日に何度もうんちをする赤ちゃんもいれば、数日に一回まとめてうんちをする赤ちゃんがいます。
何日間うんちをしていないから便秘だということではありません。
しかし、上の項目に当てはまる場合は便秘が疑われます。
便秘の原因
便秘の原因には、
- 母乳不足(離乳食の子は離乳食不足も)
- 腹圧がかからずうまくうんちが出せない
などが考えられます。
心配な場合は病院などで相談してみましょう。
病院へ受診する目安
いつもどおりにうんちが出ていないとパパママは心配になるでしょう。
基本的にミルクの飲みが良く、機嫌が良ければ大丈夫です。
しかし、便秘の裏側には病気が隠れている場合があります。
次に当てはまる場合は病院へ受診した方が良いでしょう。
チェックリスト
- ぐったりしていて、熱やおう吐がある
- 排便時に痛みをともない出血するほどウンチが固い
- おなかがパンパンに張っている
赤ちゃんの便秘には綿棒浣腸がおすすめ
赤ちゃんのうんちが出るしくみは、
- うんちが直腸へ降りてくる
- うんちを出したいという反射が起こる
- いきむ
- うんちが出る
というステップです。
特に低月齢の赤ちゃんはゆるゆるのうんちをしますが、ゆるゆるうんちではうんちを出したいという反射が起こりにくいです。
うんちがゆるゆるだから便秘が起きる場合もあります。
綿棒浣腸は2の「うんちを出したいという反射」を手助けします。
だから、赤ちゃんの便秘には家庭で手軽にできて効果が高い綿棒浣腸がおすすめなんです。
家にあるものでできるので一度試してみてください。
毎日してもOK!綿棒浣腸のタイミング
綿棒浣腸はクセにはなりません。
赤ちゃんが排便で苦しそうにしている時はなるべくしてあげてください。
綿棒浣腸をするおすすめのタイミングは「授乳して30分後」です。
授乳後は腸が活発に動くため、うんちが出やすくなります。
朝昼晩の授乳後に綿棒浣腸をしてみてください。
その日にでなければ、次の日も朝昼晩の1日3回綿棒浣腸をしてみてください。
吐き戻しの可能性があるため、必ず30分ほどたってから綿棒浣腸をするようにしてください。
綿棒浣腸の方法(用意するもの・手順)
用意するもの
- ベビー用綿棒
- ベビーオイル(オリーブオイルでも可)
手順
- ベビー用綿棒の先にベビーオイルを染み込ませます。
- ベビーオイルが染み込んだベビー用綿棒を赤ちゃんの肛門に入れます。
- 綿棒を時計回りにゆっくりと回します。速さの目安は1秒間に1回転くらいです。これを30回続けましょう。
ココに注意
- 赤ちゃんの肛門に入れる長さは、ベビー用綿棒の綿が付いた部分までにしましょう。
- あまり奥まで入れると赤ちゃんの腸に傷をつけてしまいます。
- 長時間続けると赤ちゃんの肛門を傷つけてしまいます。
入れすぎないようにするには、綿棒を持つ位置を綿棒の綿の端までにすると奥まで入りにくくなります。
便秘解消マッサージも試してみよう!
綿棒浣腸の後にマッサージをするとさらに効果が期待できるのでぜひ行ってみてください。
のの字マッサージ
赤ちゃんのおへそを中心に、4本指で時計回りにくるくるとマッサージをします。
強さは赤ちゃんのおなかが少しへこむ程度です。
これを1分間ほど続けてみましょう。
ゆらゆらマッサージ
赤ちゃんを仰向けに寝かせ、両脇を持って5~10回ほどゆらゆらと左右にゆっくりと揺らしてあげましょう。
特におなかにガスがたまっている赤ちゃんに効果的です。
揺さぶらないようにゆっくりとしましょう。
ペダルこぎマッサージ
赤ちゃんを仰向けに寝かせ、左右それぞれの足を左右それぞれの手で持って、赤ちゃん足をペダルをこぐように動かしてあげます。
赤ちゃんもお膝がうまく当たるように動かします。
ペダルこぎマッサージをすることによって、赤ちゃんの腸全体を刺激できます。
赤ちゃんが嫌がらない程度に行いましょう。
肛門マッサージ
おしりふきで肛門を優しくくるくると刺激してあげます。
綿棒浣腸後に仕上げとして行うととても効果があります。
うんちが出やすいように水分補給をしよう
完全母乳育児をしている方は、母乳不足も疑おう
母乳不足の見極めは、
- 授乳後にすぐに泣くか
- おっぱいが張っているか
- 授乳中なかなかおっぱいを離さないか
- 順調に体重が増えているか
- 順調に体重が増えているか
です。
母乳不足が疑われる場合は、ミルクを足してあげましょう。
他にも水分不足には「湯冷まし」を与えるのもオススメです 。
「糖水」を与えるのも効果的
「糖水」簡単に言えば砂糖水のことです。
砂糖の浸透圧で腸にゆっくりと水分が吸収されることによって、腸内のうんちが水分を保ち柔らかくなります 。
腸内で水分が移動することによって刺激が発生し、より便意が発生しやすくなります。
糖水の作り方
◎湯冷まし100ccに砂糖またはグラニュー糖小さじ一杯を溶かします。
◎与える量は、月齢×10cc(3カ月まで)で30㏄を限度としましょう。
- 与えるタイミングは食事に影響のない時にしましょう。
- 1日に2回も3回も与えてしまうと、血糖値が上がったり下痢を起こすため、1日1回にしておきましょう。
砂糖は腸内の善玉菌(ビフィズス菌など)を活発にする作用がありますが、悪玉菌を活発にする働きもあります。
毎日継続的に与える場合は、「オリゴ糖」を与えることをお勧めします。
砂糖水でも用法用量を守れば、効果があるため試してみる価値はありますよ。
綿棒浣腸の効果は絶大!便秘で悩んでいたら是非お試しを!
いかがでしたでしょうか?
我が家の赤ちゃんは、便秘になればすぐに綿棒浣腸やマッサージをします。
便秘の時に機嫌が悪くなり、お世話をしているパパやママにもストレスがかかります。
赤ちゃんがうんちが出なくて苦しそうにしている姿は、かわいそうで見たくないですよね。
綿棒浣腸した後は、お世話しているパパママがすっきりするぐらいうんちが大量に出てくれます。
赤ちゃんもすっきりしてとてもご機嫌になってくれます。
助産師さんに綿棒浣腸マッサージのことを教えてもらってから、息子が便秘知らずになりました。
便秘にになった時は手軽に試せるので、便秘で悩んでいる赤ちゃんをもつパパママに試してもらいたいです。
家庭でできるのでとても手軽に便秘解消ができますよ。
パパママや赤ちゃんにとってストレスフリーで少しでも快適な育児になれば願っています。
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